- 歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
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同じものです。
これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。
一方で最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。(平林)
- 歯周病は何歳位から起こるものですか?
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歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりうるものなのです。
また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。
歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。(平林)
- 矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?
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矯正に年齢制限はありません。
歯周病のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。
ただし、悪い噛み合わせを何十年も放置していた結果、治療が難しくなる場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをお勧めいたします。(平林)
- 矯正装置をつけたままスポーツや楽器の演奏はできますか?
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出来ますが注意が必要な場合があります。
まず、トランペットのように唇にマウスピースを押しつけるタイプの楽器は、表側に矯正装置がついていると痛いことがあります。
また、スポーツでは格闘技が要注意です。こういった場合は、装置をガードする歯科用マウスピースを使って対応することができますので、治療前にご相談下さい。(平林)
- CEREC 1day treatment(1日で白い歯治療)は保険ではできますか?
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歯科診療は保険診療と自費診療に分けられるのですが、審美歯科治療は、使用する材質によって保険の適用外になります。
CEREC 1day treatment(1日で白い歯治療)の治療は、セラミックを使用するため自費診療となります。
しかし、保険が適用されるレジンや金属より、保険外ではあってもセラミックの方が美しく耐久性があります。(平林)
- セラミックと銀歯の違いはなんですか?
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銀歯はその名の通り金属でできており、大きなメリットは、保険適用内で治療ができます。
セラミックは陶材のことで、変色せず、歯を白く保つことが可能です。
セラミックの最大の特長は、他の素材に比べて天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できることです。
また、銀歯と比べ、精度も高く、虫歯の再発リスクを低くすることができ、歯茎の変色を防ぐなどのメリットもあります。
もし、治療後の歯を自然な色合いに仕上げたいとお考えなら、セラミック治療をお勧めいたします。(平林)